スポンサーサイト - --.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- 2013.07.07 Sun
島根県立美術館で開催が始まった
『佐伯祐三とパリ』
に行ってきました。
昔から好きな画家だったので、すごく楽しみにしていました。
初日なのでたくさんの人出と(人ごみがきらいなわが夫婦は)警戒してたけど
ほんのチラホラで、拍子抜けしちゃった。
まあ、平日だもんね。。。
しかし、展示の数・内容ともすごく充実していて、見応え充分!
廻り終えたときには、少し疲れたほどです。
佐伯祐三は1920年代だから大正あたりの人で
パリに魅せられて、その街並みを精力的に描き、日本画壇に大きな影響を与えた。
しかし、30歳の若さで夭折(結核)
東京美術学校(芸大)出身のエリートだけど、パリで師匠となるルブランに自分の作品を
「このアカデミックめ!」
と罵倒されて、それから画風が大きく変わったという。
確かにその後、日本人特有の小賢しさが徐々に消えていき
石造りの西欧の街が持つ力強さを、心趣くままにキャンバスにぶつけていった感じだ。
画風の変化に伴い、紙や竹など薄い素材で構成される日本の風景については、
その繊細さを「とてもやっかいなモチーフ」とコメントしていたのも面白い。

佐伯祐三「街角の広告」1927年 大阪市立近代美術館建設準備室蔵
ほとんどなぐり書きに近いこの男っぽい筆致が大好き!
その反面、看板などの文字は踊るような流暢さで画全体に躍動感を与えてる。
特に土壁を真正面から描いた作品は圧巻で、油絵特有の技法をつかい
長いヨーロッパの歴史が絵具と共に塗り重ねられているようだ。
そこには壮大な「時間」が封じ込められており、絵を前にしてしばらく動けなかった。
この迫力は平面的な印刷物では全く伝わらないので
是非オリジナルを見ることをお勧めします。
ちなみに僕が一番好きなのは
『街角の広告』
という作品です。
それにしても、感じたままの心象風景を筆一本で表現できる「画家」という資質に憧れます。
写真ではとてもマネできないことですね。

ひるめしは伊太利屋というところへ行きました。

このステーキランチは珈琲とデザート付きで1,300円
しかも、この店のウリである「サラダバイキング」は食べ放題なので
お得感はありますよ。

夏野菜のピクルスとエゴマのドレッシングが美味しかったです。

うふふ、欧州車ぽいオレンジ色がお店の外観に合うでしょう。
帰りにニトリに寄って、小さな食卓を注文しました。
わが家には2mを超える大テーブルがあるのだけど、もう子供がいないので無用の長物
生活もダウンサイジングしていくお歳ごろです。
松江はいい街ですね。
しかし、同じ県内なのにチト遠いわ
『佐伯祐三とパリ』
に行ってきました。
昔から好きな画家だったので、すごく楽しみにしていました。
初日なのでたくさんの人出と(人ごみがきらいなわが夫婦は)警戒してたけど
ほんのチラホラで、拍子抜けしちゃった。
まあ、平日だもんね。。。
しかし、展示の数・内容ともすごく充実していて、見応え充分!
廻り終えたときには、少し疲れたほどです。
佐伯祐三は1920年代だから大正あたりの人で
パリに魅せられて、その街並みを精力的に描き、日本画壇に大きな影響を与えた。
しかし、30歳の若さで夭折(結核)
東京美術学校(芸大)出身のエリートだけど、パリで師匠となるルブランに自分の作品を
「このアカデミックめ!」
と罵倒されて、それから画風が大きく変わったという。
確かにその後、日本人特有の小賢しさが徐々に消えていき
石造りの西欧の街が持つ力強さを、心趣くままにキャンバスにぶつけていった感じだ。
画風の変化に伴い、紙や竹など薄い素材で構成される日本の風景については、
その繊細さを「とてもやっかいなモチーフ」とコメントしていたのも面白い。

佐伯祐三「街角の広告」1927年 大阪市立近代美術館建設準備室蔵
ほとんどなぐり書きに近いこの男っぽい筆致が大好き!
その反面、看板などの文字は踊るような流暢さで画全体に躍動感を与えてる。
特に土壁を真正面から描いた作品は圧巻で、油絵特有の技法をつかい
長いヨーロッパの歴史が絵具と共に塗り重ねられているようだ。
そこには壮大な「時間」が封じ込められており、絵を前にしてしばらく動けなかった。
この迫力は平面的な印刷物では全く伝わらないので
是非オリジナルを見ることをお勧めします。
ちなみに僕が一番好きなのは
『街角の広告』
という作品です。
それにしても、感じたままの心象風景を筆一本で表現できる「画家」という資質に憧れます。
写真ではとてもマネできないことですね。
ひるめしは伊太利屋というところへ行きました。
このステーキランチは珈琲とデザート付きで1,300円
しかも、この店のウリである「サラダバイキング」は食べ放題なので
お得感はありますよ。
夏野菜のピクルスとエゴマのドレッシングが美味しかったです。
うふふ、欧州車ぽいオレンジ色がお店の外観に合うでしょう。
帰りにニトリに寄って、小さな食卓を注文しました。
わが家には2mを超える大テーブルがあるのだけど、もう子供がいないので無用の長物
生活もダウンサイジングしていくお歳ごろです。
松江はいい街ですね。
しかし、同じ県内なのにチト遠いわ

● COMMENT ●
トラックバック:
http://sutekion.blog.fc2.com/tb.php/87-725d8215
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)