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 - 2014.08.28 Thu

気象予報士の試験は「一般」・「専門」・「実技」の3本立て

IMG_2264.jpg

まず始まったのが「一般」試験
これは地球大気の様子とかを5択から選んだり、気体の状態方程式等を使って問題を解き、正解をマークシートに記入する。
15問中「意味不明」(笑)のが2問ぐらいで、「解けそうもないわ」のが3問ぐらいあった。後者は数式がからんでいて、僕の力量では相当時間が必要と判断。
だからできそうなのから片づけていき。最後の3分間で、意味不明問の解答を目をつぶってなぞり、指先が当たった番号をシートに記入した。
ということで、「一般」試験は惨敗したようです。

次が「専門」試験
これはより具体的な天気…高気圧や低気圧、台風の構造とか動向、予報技術等が問われる。
15問中まったく「ノーマーク」の出題は1問だけで、これは例の「コックリさん」(なつかしい)手法であてずっぽで答えた。
残りは大体理解できる問題だったけど、迷うところも多々あり、正解が基準数(約11問)に達したかどうか微妙な感じです。
ということで「専門」試験は同時セーフかアウトかというところ。

一般も専門も(実技も)数式を使った計算に電卓を使えない
なんと、紙の上で筆算をして解くのです!!!
初めは模擬問題などは電卓ですましていたけど、そのことを知ってから、中学校以来の筆算との闘いも始まった。

たとえば 1580.45÷0.0273 ができます? 紙と鉛筆だけで・・・
久しぶりに「九九」が頭の中を駆けまわる。

しかしこれも慣れで、なんどもやっているうちに出来るようになるんです。
小学校のとき勉強しといて良かったなぁ♪

ただ、いくらなんでもあんた 「筆算」は時代錯誤でしょう!

計算機の持ち込みを認めない理由は、その性能の差がでたり、キーをたたく音がうるさいからだと思うけど、それなら試験会場の方で百キンのでもいいから小型で簡単な電卓を配ったらどうでしょうか。
また、数値を出させるのでなく、関係式を変形させていき、1/2PΔZsin30°といった係数等を含めた答えを求める出題にしたらいいと思う。

予報の現場で筆算をすることはありえず、その計算力は予報士のスキルと関係ないのだから、無駄な作業を強いるのは受験生の負担を増やすだけだ。

IMG_2267.jpg

「実技」は天気図やデータのグラフ、表を使って、現状把握から自ら予報等を行う作業
マークシートではなく、用語の穴埋めや前線のプロット、所見を制限された字数前後で記述(作文)をすることになる。
試験は1と2のふたつに分かれて行われ、どちらも制限時間は75分。

1回目、僕は「1時間半もあるのか~」 (そうじゃないよね) と余裕をこいてじっくりやっていたら、あと30分ぐらい前にいきなり「残り5分となりました」とのコール!あわてて黒板を確認したら、終わりの時間を間違えていた
まだ問題の半分もできていない。

頭は真っ白!
・・ああ「逝ってまった」と敗北宣言をしたのでした。

今まで通信で模擬試験を受けてきたけど、正直時間なんか計ることなく、のんびりと解いていた。
まさかこんなにも短い間に、これほどの問題を解くなんて・・・しっしらなかった!空がこんなに青いとは

しかし、関門海峡を渡り、350kmの道のりを走ってきた。
決して安くない受験料を払い、夕べも好きなお酒も飲まず(笑)ホテルで勉強した。
もとより一発で通るとは夢にも思ってもいないが、昨日今日を無駄に終わらせたくない。

2回目の実技は気合いを入れなおし、時計の分針 (こういうときはアナログですね) と問題を交互に見ながら120%本気モードで取り組んだ。

しかし、天気図だけで地上天気図から700hpa・800hpa・500hpaの高層天気図、その現在・12・24・36時間後の予想天気図など何枚もあって、さらに降水グラフやレーダー解析図が加わり、それらを見比べて大気の状態、今後の傾向やその理由を記述するのだから、手は忙しく動き、頭はずっとフル回転。この緊張感に脳内ではドーパミンが出っぱなしで、どこかゾクゾクとした快感さえ覚える(?)。

「これで終わりです。解答用紙を伏せてください。」
まだ問題の4分の1は残っていた。

解答の回収が終わり、みんながドヤドヤと帰り支度をしだしたころ
不覚にも目が うるうる ときたのでした。

テニスや水泳もいつもどおりした。お酒も欠かさず飲んだ。
でも、休日のほとんどは図書館でテキストや問題集に向かい
毎日暗いうちから起き、朝の1、2時間は勉強に捧げた。

最初はバラバラだったパズルのピースが少しづつはまっていくように、「気象」の全体像が僕の頭の中で確実に構築されつつある。そのイメージは試験の直前ごろから生まれ、今回の受験でしっかりとした「手ごたえ」をつかむことができた。

IMG_2265.jpg

隣にいた70歳近くの年配の女性は「専門」試験が終わったところで消え、斜め前に座る 見るからにエリート重役風の男は「実技」で問題を茫然とながめるだけで、一度も鉛筆を握ることはなかった。

自分で言うのもなんだけど、難しい試験です。
「これで一発合格!」なんて教本を通読しただけで、おいそれと取れる資格ではない。もしそうなら気象大学校が超難関校になるはずがない。

僕も合格にはまだまだ遠い。
しかしこのまま勉強を続ければ、必ず気象予報士になれるだろう。

今、やっと六合目ぐらいにきたところ。これから山は急峻になっていくけど、歩幅を小さくとり黙々と登っていこう。
まあ、生活がかかっているわけじゃない。それに独学だからお金もいらず、休日にレジャーや買い物で車を乗りまわす回数も減るので、結構 勉強ってエコですよ(笑)。

IMG_2268.jpg

帰りに福岡で夕食。から揚げ定食なんて久しぶり

それにしても試験地の選択肢が大阪と福岡しかない、というのもつらいなあ~
せめて広島ぐらいだったら、日帰りできるのに。
中国地方ってそんなに力がないのかしら


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