2014-11

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 - 2014.11.20 Thu

『恋人たち』

数年前に地元の海岸で撮った写真。それぞれが愛の構図を砂浜に描いている。

時々考えます。彼らはどうしているのか。別れたのか、もう子供がいるのか・・
少なくともこの瞬間、恋人たちは「幸せ」だったことは確かでしょう。

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今がどうであれ、人生を巻きもどすと、必ずこの場面と向き合わざるをえない。

キオクは消せてもキロクは消せない

写真のもつ凄味がここにもあります。


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 - 2014.11.17 Mon

ATPファイナル 
準決勝リポート



確かにジョコビッチは強かった。
しかし、最後0-6で勝っても笑顔はなく、恒例のカメラスクリーンへのサインが 「 ・ 」

なぜでしょう?

ジョコビッチはこの大会で、トッププレーヤーたちに1セットも与えない完璧な試合を展開。しかも前日には年間チャンピオンの表彰を受け、結婚・男子出産など私生活の充実もあり、まさに「わが世の春」!絶頂の気分で試合に臨んだと思います。



その勢いもあり第1セットは、余裕シャクシャクで王者の風格さえ漂わしていた。

しかし2セット目に入り、錦織が牙をむき、その自信をこなごなに打ち砕く。ジョコビッチはうなだれ、何度も天をあおぎ、神の救いを求める。これがさっきと同じ人か?というほどの変わりようです。ファイナルセットではジョコビッチは相当ビビっていたと思う。最終セットで錦織ほど強い選手は他にいない。ポジションが後方へ追いやられ、完全に守勢に回っていた。



では、なぜ錦織は勝てなかったのか?

大きな敗因は、手首の故障だと思う。痛めた手首が限界に達していたのだ。それに前々日のフェレールとの死闘の疲れも加わって「早く片付けたい」の焦りが先行。だから前に前にポジションを進め、ショートポイントで相手の時間を奪う戦術に打って出た。しかし、ライジング(ショートバウンド)ショットは面を合わせる繊細な神経と地面を跳ねたばかりのボールの勢いに負けない「強靭なリスト」が必要。つまり錦織はチャンスとともに手首の負傷というリスクの両方を抱えたまま、あえて勝負をかけたのだ。

一か八かなので、エースとミスのしのぎ合いが試合を左右する。ジョコビッチは丹念に返球をするだけ(すごいテクニックだった)で、錦織が勝手に一人相撲をして、エースよりもミスが上回って負けたわけです。

ジョコビッチは王者の実力で勝ったとは全く思っていない。
成否は「錦織しだい」だった。全く試合を支配していなかった。それはプロにとって、特にこのトップレベルにおいて屈辱の何ものでもないでしょう。

さらに、観客の多くが祖国の英雄マレーを破り、判官びいきも手伝って錦織の応援にまわり、それがジョコビッチの神経を苛立たせ、試合途中で自ら犯したダブルフォルトに対し、ほら「拍手しろよ」と観客を煽ったりしていた。
往年の北の湖と千代の富士の一番みたいですね。



そんなアウェイ状態と錦織の畳みかけてくる迫力に耐え、勝ちきったジョコビッチはさすがです。
スコアに関係なく、テニスの、スポーツの、人間の本性を浮き彫りにしたすごい試合でした。


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(みんなと一緒に差し出せない右手が痛々しいですね。)

この一年、あなたの描く夢の中に僕たちはいました。

心から、ありがとう!


 - 2014.11.17 Mon

錦織 
ファイナルセット第3戦 リポート

当初当たる予定だったラオニッチがまさかの棄権。補欠のフェレールが参戦

ラオニッチがサーブを軸にゲームを組み立てる「ビッグサーバー」なら、フェレールはとにかく相手の打球を取ってとりまくる「ストローカー」。ま逆のプレースタイルとの対戦に何と1時間前、急きょ変更となった。

センベイだと思って袋から取り出したら、キャラメルだったわけで、粘っこく噛み続けなければいけない。

テニスにおけるメンタルの比重は80%以上と言われ、このチェンジは相当なとまどいを錦織に与えたと思います。



案の定、第1セットはミスが続発。
パリ大会からサーブの精度が悪かったのですが、ここでもファーストが入らず、セカンドサーブも叩かれ、得意のラリーにおいても「どこへ打っても相手がいる」状態で、なす術もなく、落してしまいました。

第一、補欠でずっと大会中休んでいたフェレールのガソリンタンクは満タンで、アクセル全開!という感じでした。

第1セットはゲーム数を見れば僅差(1ブレークのみ)だったのだけど、明らかな凡ミスが多く、内容がメチャ悪かった。僕はまた弱気の虫がはたらいて、「こりゃ負けるわ」と思たっけど、根っからのスポーツマンである奥さんは最後まで勝利を信じていたみたい。



第2セットの最初、圭は相手のサーブゲームをいきなりブレイク。

特に男子の場合、サービス(サーブ)をする側が圧倒的に有利なので、する側はそのゲームを死守すること(キープ)が絶対条件。サーブを受ける側はそのサーブを返して(リターン)、相手にとって有利なゲームを破ること(ブレイク)が勝つための使命となります。
その攻防がテニス。

第1セットで錦織はフェレールのサービスゲームを一旦ブレイクしたのだけど、その後自分のサービスゲームをブレイクされて(ブレイクバック)、結果的にセットを落した。

ですから、第2セットでブレイクしても、またブレイクバックされたら、勝ち数でふりだしに戻るので、安心はできません。特に錦織のようなサーブが弱い選手は常に危険因子を抱えていて、周囲はハラハラドキドキにならざるを得ない(コーチ泣かせ)。

それでも何とか自分の(サービス)ゲームをキープして、ファイナルセットへ



ここからは、最後に競るとメチャ強い「Mr.ファイナル」の面目躍如たる展開になりましたね。
サーブは入るわ、エースは決まるわでゲーム連取を重ねる。しかし、松岡修造さんの言う「スーパーゾーンに入った」はちょっとおおげさ(マスコミ向けでしょう)。僕から見てやはり終始不安定さがつきまとっていた。ただ、ほとんどのエラーはベースラインの中に入ってのショットだったので、「攻め」の結果と考えれば、本人にとって後に尾を引くミスではなかったのでしょう。



僕にとって錦織のプレーで一番魅力的なところは、他の欧米の選手…たとえばフェデラーやジョコビッチが「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といったスムースで淀みない動きをするのに対し、錦織はボールの落下地点に着いたあと、一瞬足を止める。そして弓を絞るように<ぐぐっ>とラケットを引いて、<ぐわ~ん>と矢を解き放つところです。その瞬間の間合いがカッコいい!

瞬時に体幹をねじ曲げて(水泳用語でいう「ローリング」)させエネルギーをチャージし(テニス用語でいう「ため」)た後に、バネ弾性力を使ってシバくわけ。これが世界最高水準のスイングスピードを生み出している。

ある意味ぎこちないのだけど、「狩り」のDNAを持たない農耕民族の対処法であり、この「間合い」は弓道のみならず、武士道全体、日本人のアイデンティティそのものにも通じるところがある・・いうのは、少々うがった見方かしら。

ただ、「ため」は当然時間のロスになるので、誰よりも早くその場に駆けつけなければならない。錦織は足がさほど速くないが、何よりも天性の試合勘で相手が打つボールの行方を察知し、ネットを越えるころにはもう構えに入っている。

特に今ごろの彼はオープンスタンス(ボールの軌道に対し直角に足を開く)で、よりローリング打法を多用しているので、ボールの切れと速さがハンパじゃない。

目の肥えたロンドンの観衆がどよめき、思わず引き込まれるのは、今まで見たこともない「異次元」のテニスがそこにあるからです。

 - 2014.11.13 Thu

テニスのATPファイナル



錦織2日目負けました。
フェデラーとは五分五分と見ていたので、ちょっと差がつき過ぎた感じですね。

正に「レジェンド」であるロジャー・フェデラーが当日のインタビューで
今日は勝てないかもしれない。彼は本当に強い」
と発言し、世界を驚かせました。

気の強いプロテニス選手が(しかも王者フェデラーが)試合前に「おれはヤバイかも」と弱音を吐くなんて、あり得ないことです。

それほど、ケイ・ニシコリに脅威を感じていたのでしょう。



ですから、第1セットからフェデラーの気合いはハンパじゃなく、真向勝負を挑んでました。
多分、ファイナルセットになった時の勝率が歴代一位の圭に対し、持久戦だけには持って行きたくなかったのだと思う。

錦織の方も自らのフィジカルを気づかい最初からとばしてきたので、正に
ガチンコ勝負!
ほんと、こんな壮絶な打ち合いははじめてです。



二人とも早く返球するためにベースラインの中に踏み込んで、ボールの上がりっぱなをショートバウンドで叩くライジング打法を多用。
解説の松岡修造さんが言う「テニス界でたった二人の天才」だからできる、感覚と体が直結した「寸鉄人を刺す」ような凄みのあるショットの応酬です。

いわば短距離走なので長くは続かない。どうしてもエースよりもミスで終わることが多くなる。
そのためラリーが短くなって、一見単純そうだけど、中身の質は滅茶苦茶高い。



生まれもったセンスとメンタルの強さが両者対等となると、やはり「経験」というアドバンテージを持つフェデラーに分があった。

特に「ここぞ」というところでファーストサーブを決めるツボの押さえ方は、何十という辛酸をなめ、何百という勝利をもぎとった者しかなしえない芸当です。



錦織にとって、まだ遠く及ばない世界がそこにありました。

しかし、最後にコートを挟んで健闘を讃えあうとき、圭は不遜なくらいニコリともしなかった。
悔しさ以上に「次はシバいたる!」という、ふてぶしさの方が勝っていた感じです。



修造さんが言っていた。
フェデラーと対戦できる回数は日ましに少なくなる。

今日この場で33歳のレジェンドが必死の形相で襲いかかり、それと一歩も引くことなく戦い抜いた経験は圭にとって一生の財産となることでしょう。

つくづく恵まれた若者だな、と思います。

 - 2014.11.04 Tue

ひとりで広島へいってきました。

「広島に行くんならここ寄りんさい!」 という奥さんの強いお勧めで伺ったお店は

ゾーナ・イタリア

という 「イタめし」(古!)屋さんです。

DSCN0706.jpg

中国山地を「よっこらしょ」と越えて、カーナビ嬢に身をまかせていたら着きました。
丘陵地というか山腹というか、とてもわかりにくい場所にあります。
未だに地元の市街地で迷子になる方向音痴な僕は、ナビがなければ、夜過ぎまであたりをグルグル徘徊していたでしょうね。

予約なしの飛び込みだったので、1時間近く待つことに。
平日なのにすごいですね~
ちゃんと(豪華な)待合室も用意されていて、本を読んで時間をつぶしました。

DSCN0689.jpg

メニューはパスタとピザがメインで、それにプラス900円でランチセットになる仕組み。
僕は「エイヤ!」とセットメニューをオーダーしました。

DSCN0704u.jpg

案内された席からは窓際の広島市内が一望できます。
ディナーで訪れたら夜景がきれいでしょうね♥

店内を見わたせば、オバさま方の女子会、カップル、親子連ればかりで、僕のようなオトコひとりの同朋は皆無。
おまけにみなさん、きちんと正装されていて、ブルージーンにロックなデザインの長袖Tシャツをひっかけた中年オヤジは、かなり浮いた感じである。

DSCN0691.jpg

さて、最初に出てきたのは 『鮮魚のカルパッチョ
フムフム、まあまあいいぞ~♪

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前菜
野菜に肉と魚がバスサミコ酢で味付け … くどくなくて、素材の良さを活かした方向

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それと同時に出てきた 『ガーリックオイルのバケット
これが、滅茶苦茶うまいんです!!大好きなニンニクの味が鼻孔にくぉ~んと広がる。

ふだんはしないけど、思わずおかわりしちゃった♪

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その後は『お口直しのシャーベット』(洋ナシ風味)
この過程で別に「お口直し」する必要はないので、僕的にはいらんかな~

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メインのパスタは 『ヤリイカと青菜、アサリのスパゲティ ボッタルガ風味

濃いめのアサリの風味が新鮮でした。
パスタとしては是も非もなく、美味しかったですよ。

そして現われたのが 『デザートの盛り合わせ』 (イタリアではドルチェ)

DSCN0700.jpg

これにはたまげた!
ガトーショコラにプリンとかアイスクリームとか…ほんと「盛り合わせ」なんです。

「おいおい、こんなに食えるかよ」 が、まず頭にうかんで
オトコひとりで黙々とスイーツ群に向かっている。
という、シュチエーションに気恥ずかしさを覚えたのでした。

しかし、奥さんには聞いていたけど、ランチセット全体がすごいボリュームですね。
これで、おしゃれなお店のわりには男女のカップルが少ない理由がわかりました。

男はまだしも、女性は彼氏の前でこいつらをガツガツとたいらげる姿を見せたくないのでは…
(僕には生命力が感じられて好ましく映るけど)
まあ、つきあいが浅いカップルだとなおさらですね。

それに反して、女子会となれば 真逆の行動 に出る。

「食ってなんぼ」「もとを取る」
とばかりに、恥も外聞もなく(失礼)食べまくり、しゃべりまくる。

よく女性は一日に6千語口にしないと安眠できないといわれるけど、「食べる」と「しゃべる」は咀しゃく筋を動かす点において共通しており、 旺盛な「食」も彼女らの中枢神経を刺激し、満足感をもたらすのだろう。

だから家でダンナはカミさんの言うことにあいづちを打ち、より多く話をさせなければいけない。
エンゲル係数 を抑えるためにもね(笑)

それにしても、このデザートのてんこ盛りはつらかったなあ~

DSCN0703.jpg

食べちゃいましたけど(笑)

ベバンダ』 (アフタードリンク)は、イタリアンなので、エスプレッソ
僕は深擦りのコーヒーはちょっと苦手なのだけど、旅こそあえて非日常に取り組むべき。

DSCN0708.jpg

料理の質・量とも大満足の ゾーナ・イタリア

店員さんがレジで
「大変お待たせして、申しわけありませんでした。」と丁寧に頭を下げられました。
こちらこそ単独での飛び込みなので、恐縮することしきり
食事の際のスタッフの対応もとてもよく、超人気店であることに充分うなずけます。

今度は少しおしゃれをして夫婦で訪れたいですね。

まちがっても仕事なんかで、同性(男)二人と寄ることは絶対に避けたい!
あのスイーツを挟んで野郎と座っている光景を思い浮かべるだけで、鳥肌がたちます(笑)


次回は 『 ビンボー人、超一流ホテルに泊まる変 』 です。
お楽しみに


ゾーナ・イタリア
http://maplecity.jp/zona/


 - 2014.11.02 Sun

錦織のATPファイナル行きを決めるパリの大会
ロブレド、ツォンガというキャリアハイの強敵をフルセットで破り、このフェレール戦です。




第1セットを先取され、第2セットのタイブレークで2-5とリードされたところで、負けたと思いました。
それを驚異的な巻き返しで逆転して、ファイナルセットへ。

かみさんは「この崖っぷちを乗りこえたから絶対いける!」と確信したらしいけど、僕はまだ懐疑的。
男のほうが総じて悲観的ですね(笑)。

シーソゲームが続いて、最後のワンチャンスをものにしての勝利は昨日のツォンガ戦と同じです。最終セットでの勝率が歴代世界1位という粘り強さは、さすが「島根人」だな…と勝手にうなずいています。



それにしても、日本人がロンドンファイナルへ出場するなんて、一年前、いや半年前でさえ誰一人予想だにしなかったことでしょう。

今、江津市桜江町の「風の国」にあるインドアテニスコートはイベントで盛り上がっています。実際彼が少年のころ訪れて合宿をしたのですね。その前に立てられた看板には『錦織圭ゆかりの地』
もはや伝説さえ生まれているのです。
(ちょっと微笑ましい♪)

さてジョコビッチ戦ですが、2-6 3-6のストレートで敗れました。



フィジカル面での差が出た感じです。
この試合を見て思ったのだけど、テニスのような常に「ストップ&ゴー」をくり返す競技は圧倒的に「狩猟民族」が有利だということ。
基本農耕民族である日本人やアジア人のDNAにその動作は刻まれていない。

遺伝的な不利を抱えながらも錦織がここまで到達できたのは、メンタルはもちろんセンス(試合勘)の良さと、鋼のように柔らかく、五寸釘のように太い軸をもつ「体幹」の強さだと思う。それを支える臀部や道具となって働く肩と腕がとうとう悲鳴をあげた。

「痛み」はカラダが発する警告。しっかり休んでくださいね。
本当にお疲れさまでした。




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